フランス:ストライキに翻弄されるの巻
こんにちは。金絲猴です。
いやあ、日本って最高ですなあ。暮らしやすい!
なんでそう思うかって?
ストライキをしないから!!!
日本で働く皆々様、日々お仕事お疲れ様です!皆様のおかげで、我々は生活できています!
まあ、昔の日本ではストライキは珍しくなくて、国鉄ストとかありました。けど今どきストライキという言葉はほとんど聞きません。
だがしかし、ヨーロッパでは違います。
ばんばんストライキします。ばんばん。
それも鉄道会社とか航空会社の職員とかが!
自分たちの権利主張のために、ストライキは重要な手段だとは思いますが、その影響は、会社の上層部より、私たち消費者に対しての方が大きくないですか?
とんだとばっちり受けているんですけど!
ということで、今日は僕がストライキに翻弄されたお話を。
まず一つ目。フランスでのこと。
僕はその日ベルサイユ宮殿に行く予定でした。
朝起きて、最寄りの駅に向かいます。
ところが、最寄りの駅、しまってる模様。入り口が鉄柵でふさがれています。
僕は最初これがストライキの影響だと気付かず、他の入り口は開いているのではと探し続けました。
そしたらいつの間にか病院の中に入っちゃってました。
ほんと自分でもわけわかりません。
病院にいることに気付いたところで、限られたメガバイトを使って調べてみます。
ここでようやくストライキということが分かりました。
一度駅に着いてから1時間くらいたってました。
ただ、全ての電車がストライキをしているというわけでなく、数を少なくして運航している鉄道会社もありました。
なので、その駅までトラムで向かいます。
よかった。その駅は閉まってませんでした。
何とか、ベルサイユ宮殿にたどり着きました。
ー数時間後ー
さあ、帰りましょうか。
元来た駅に戻ります。
あれ、やたらスタッフがいるな。悪い予感がしました。
ストライキで午後の電車は一つもないということでした。
ひとまず、絶望しました。
どうやって帰るん?
というか、ストライキしてるのに何で君たちはそこにいるんだい?ちょっとしたやさしさ?いるかぼけおら。
取り乱しつつ、駅員にどうやったら帰れるか聞きました。
「向こうのバスで帰りな。」
〇ねと言いそうになったものの、帰れるんなら良しとしてあげました。
ただここからが地獄。
交通手段がバスしかないものだから、みんなそのバス停に並びます。しかもそのバスが30分に1回くらいしか来ない。
さらにさらに、バスしかないのは各地でもおなじだから、前のバス停までに、すでにかなりの客が乗っています。
2時間くらい待ちましたね。ええ。棒立ちで。ええ。
悟り開きかけました。
早すぎるだろとお釈迦様からボコられそうですが、体感としてはそれほど待っていました。
ストライキめ。許さねえ。
二つ目。フランスでの話。またかよ。
パリ最終日、僕はシャルルドゴール空港に行く必要がありました。
はい。電車は使えませんでした。
何倍も高いタクシーで行きました。もうこの話はここで見ちゃってください。思い出したらムカついてきちゃいました。
ところで、このストライキ、事前にわかるらしいです。
ただ、私たち観光客がそれを知るすべは中々ないと思います。
なので、パリに行く際は、是非、事前にストライキと調べていくか、パリ関連のアプリをダウンロードしておくかすることをオススメいたします。
ということで、ストライキ反対!
tot ziens