パリ:サクレクールの感動、押し売りにかき消されるの巻
こんにちは。金絲猴です。
今日は、留学中、パリに旅行に行った時のお話。
まずは、ベルギーからパリに移動します。
ブリュッセル駅からパリ北駅までの直通電車Thalysがあるので、それに乗ります。
この電車はパリやブリュッセル、アムステルダムを繋いでいるので、日本からの旅行者ももしかしたら使うかもしれません。
ちなみに、僕がブリュッセルからアムステルダムに行った時も、この電車を使いました。
こちらは、日本の某予約サイトから事前に予約できますが、手数料がとられるので、英語がある程度できる方は、Thalysのサイトから直接予約した方がいいです。
紙に印刷する必要もなく、ケータイだけでOK。便利ですね。
こんなかんじでThalysの電車は真っ赤です。覚えやすいですね。
今回、僕は1stクラスで行きました。
なぜか2ndクラスより安かったんですよね。たまにこういうこともあるらしいです。
広い席で、2時間ほど電車に揺られました。
パリ到着。
駅からはメトロが通っているので、まずは切符を買います。
さあ、買おうと思っていたら、改札を飛び越えて通る若者たち。無賃乗車ですね。治安わるいなー。
パリ在住のスペイン人の友達によると、パリの中でも北の方は治安が悪いようです。
お泊りの際はお気を付けください。
さて、気を取り直して切符を買いましょう。
切符はこういう機械を使って買います。
パリ内では基本的に、どこに行っても同じ料金でトラムにもメトロにも乗ることができます。
なので、主に枚数によって種類が分かれています。
僕は10枚セットを買いました。
ここで注意。この機械、タッチでは反応しません。
僕も最初、タッチで選ぼうとしましたが、全く動かず軽くパニックになりました。
正解は、下の方にある長い所をクルクルまわし、隣のボタンを押すことで選択ができます。非常に紛らわしいですね。
はい、無事に変えたところでサクレクールに向かいましょう!
サクレクール寺院はモンマルトルという丘の上にあるので、少し歩かなければなりません。
ふもとの駅で降り、坂を上っていきましょう。
と少し歩いたところにこんなのがありました。
これけっこう有名ですよね。
各国のことばで愛してるとか、大好きとかいったことが書かれています。
沢山の人が記念撮影をしています。
ここでとった写真をSNSのアイコンにしている日本人数知れず。
さて、モンマルトルは、数々の大物芸術家がいたところで有名です。その名残はいまでもあり、たくさんの画家が写生をしていますし、絵を売ったりしています。さすがパリですね。
ちなみに、その周辺は本当に人が多いです。こういうところではスリが多発するので皆さん、気を付けてください。
僕はリュックを前にして歩いていました。
と、そうこうしているうちにサクレクール寺院についてしまいました。
立派!
けどすぐには入れません。行列がすごかった。
きちんと並んで入りましょう。
行列のすぐ近くには、小物を売っている人や、歌を歌っている人がいるので、並んでいても退屈しません。楽しませてくれるじゃねえか。パリ。
サクレクール寺院は基本的に無料で入れますが、上まで登るには別途料金がかかります。確か1000円以上したので、貧民の僕は諦めました。
それでも、サクレクール寺院は十分堪能できました。
写真のへたくそさはご勘弁ください。まあ素晴らしかったです。ステンドグラスとか。
中には小さなお土産屋さんもあるのでのぞいてみてください。
サクレクール寺院の中にいた時間より、並んだ時間の方が長かった気がしますが、まあいいでしょう。
ところで、サクレクール寺院はモンマルトルという丘にあると言いましたが、ここにきて丘が本領を発揮してきました。
パリを一望できるのです!
もしかしたら、サクレクール寺院よりこっち目当ての人が多いのかもしれません。モンマルトル、来る価値ありです。
十分楽しんだし、そろそろ帰りましょう。
と、サクレクール寺院を後ろに、歩いていた時、突然黒人が僕の腕をつかんできました。
突然の事だったので呆然としていると、その男は僕の腕にミサンガを巻き付けようとしています。
僕ははっと気づきました。この男は僕の腕にミサンガを巻き付けたうえで、その後お金を請求してくるやつだ!オーナー商法だ!
そう思って僕は腕を振り払いました。その男はそれ以降何もしてきませんでしたが、僕にとっては初めての事だったので、さっきの感動はどこへやら、すごい怖い思いだけが残りました。
観光地に行くとこういう人けっこういますので、皆さん気を付けてください!
とまあ、サクレクール寺院とモンマルトルの思い出は、苦いものとなってしまいました。
まあ、こういうトラブルも旅の醍醐味の一つなのかもしれません。
とはいえ、身の危険を感じたら近づかないことが大事ですね。
このように僕の経験したことはできる限りここで共有していこうと思います。それでは。
tot ziens