『候補者たちの闘争』井戸まきえ
こんにちは。金絲猴です。
今回は本のご紹介をしようと思います。
取り扱う本はこちら。
『ドキュメント 候補者たちの闘争 選挙と金と政党』(井戸まきえ)です。
政治を論ずる本って基本的に制度とか、政党とか、理論とかを扱うものが多いですよね。
この本では、その制度とか政党とかが、実際にどのように政治家、候補者に影響しているのか、その実態を、経験者本人が語っています。
著者の井戸さんは県議員ののち、衆議院議員をつとめた人です。浪人経験もあり、候補者が選挙に向けてどのような苦労をしているのかということが、ありありと伝わる本になっています。
とくに、2017年の総選挙は大きく取り上げられています。
この選挙の前には、小池百合子の希望の党が民進党を吸収するという大きな出来事がありました。
この時、候補者はいろいろな苦労を強いられたそう。党内の「排除リスト」の存在や、新たにできた立憲民主党の存在は、もうすぐ選挙を控えた候補者にとっては恐怖でしかありません。もちろんお金の問題だってあります。
政治家になるって、想像以上に大変だなあと思いました。
結局、都議選の時のような風は、希望の党には吹きませんでした。
筆者はこの時の選挙を「異次元総選挙」として、その特異性を語ります。
選挙は、候補者からしてみれば生きるか死ぬかの戦いです。
結果がすべて。
私たちは街頭で演説する候補者しか見ることはありませんが、その裏では、様々な戦いを繰り広げています。
我々の知らないその戦いを、この本は垣間見せてくれます。
また、それだけでなく、政党や制度のあり方などにも踏み込んでいます。
ただ、読んでいて初学者にはあまり向かない本だとは思いました。
税抜き1700円、お買い求めください。
矢切の渡しで江戸川を横断の巻
こんにちは。金絲猴です。
先日、矢切の渡しに乗りました。
乗りましたという表現が適切なのかはさておき、矢切の渡しは、矢切、柴又間を江戸川を通って繋いでくれます。
矢切は千葉県松戸市にあり、柴又は東京の葛飾にあります。この東京、千葉の間は江戸川で隔てられており、その川の上を小舟で渡してくれる、これが矢切の渡しです。
まあ、道路とか電車とか使えばちゃちゃちゃんと渡れちゃうんですが、川を船で渡るって赴きあるじゃん?
僕は矢切方面から乗りました。
乗り場までは、江戸川沿いに歩いていたら案内があるので、それに従います。
めちゃくちゃ木々が鬱蒼としていますが、もうすぐ船乗り場です。
ここから2,3分。
到着しました。
林の中って感じです。
船は15分に1本くらいだったので少し待ちました。
この奥に見える川を今からわたりまーす。
船がやってきました。
料金は200円、船を降りるときに支払います。
さあ、船に乗りましょう。
船は本当に小舟。
15人ぐらいしか乗れません。
乗り場も木組みでちょっとこわかったです。
ただ、船はエンジンで動きます。ので、とても安定しています。
てっきり船頭さんが漕いでくれるものと思っていました。赴き薄くなりました。
ここから10分ほど揺られます。
船の上にいる間は、船頭さんがいろいろお話をしてくれます。
が、特に何も覚えていません(照)。
短い旅でした。風がとても気持ちよかったです。
さて、東京は柴又に着きましたよ。
ここからは柴又駅まで歩いていきます。
途中こんな商店街があります。
下町って感じで、めちゃめちゃいい雰囲気でした。
ここでお団子たべました。
と、お団子たべながら歩いていると、もう駅についてしまいました。
思ってたよりすぐ着いちゃいました。
柴又と言えば『男はつらいよ』でおなじみ、寅さんですよね。
駅にいらっしゃいましたので、お写真撮らせていただきました。
いまでもいろんな人が写真を撮っています。
変わらぬ人気ですね。
柴又、イイ町でした。なんだか昔を感じられました。
さて、今回は矢切から渡しに乗り、柴又に着いた後、柴又駅まで歩きました。
東京でもこんな小さな船に乗って川渡れるんだと、ちょっと感動しました。
そして、柴又の下町情緒に触れることができました。
短かったけれどもいい旅行になりました。
観光で柴又に来る人はたくさんいるかと思います。有名ですしね。
でも、その先に矢切の渡しがあることを知っている人は中々いないのではないでしょうか。
商店街の先に行けば、小舟で川を渡るという、普段あまりできない経験ができます。
柴又にお越しの際は、是非少し足を延ばしてください。のどかな時間が待っています。
ちなみに矢切の渡しは、休日にしかやっていないようです。
それでは。
tot ziens
パリ:ラーメン高えよの巻
こんにちは。金絲猴です。
今回はパリに行った時の話。
ブリュッセルを出発しパリに到着。
おなかすいていたので、観光の前に飯食おと思いました。
ラーメン食おと思いました。
パリに来てまでなんでラーメンなんだよと思うかもしれませんが、僕その時留学中だったので、日本食に飢えていたんですね。
ベルギーってちゃんとした日本食料理店ほとんどないんで、本当に日本食が恋しかったんです。
というわけで、オペラ座近くの道路をうろうろ。
日本のラーメン屋いくつかありました。
日本のラーメンってホント人気なんですね。
ラーメン屋だけに行列があります。
「どさん子」というラーメン屋です。味噌ラーメンとか売ってますね。
ていうかRAMENじゃなくてLARMENなんですね。まあRAMENはフランス語で読むと「ハマン」になりますしね。
僕は博多っ子なのでやはり豚骨ラーメンが食べたい。なのでここは素通りします。
すこし歩くとありました、豚骨ラーメン。でもやはりめちゃくちゃ並んでいたので時間をおいてくることにしました。
ー1時間後ー
ようやくお店に入ることができました。
何の情報も伝えない写真でごめんなさい。
なんだか博多からやってきたラーメン屋らしいんですが、博多っ子の僕は知りませんでした。
まあいいや。
お店に入って注文します。
ラーメンと餃子とライスを頼みました。セットでは売られておらず、全て単品で頼みました。
店員さんは日本人の人が多かったので日本語でも大丈夫でした。
まずライスと餃子がやってきました。
僕は基本的に全部そろって食べ始める派なのですが、我慢できず1つをパクリ。
たべないことは最高のスパイスですが、餃子ってこんなにおいしかったっけ?
肉汁が僕の下を愛撫し、喉の奥を幸福で満たします。
でもやっぱり全部揃ったところで楽しみたい。そういうものじゃん?
そう思ってラーメンを待つことにしました。
ところが、いつまでたってもラーメンがやってきません。
そこで、となりで黙々と餃子を食べているパリ在住のスペイン人の友達に聞いてみると、餃子とご飯食べないとラーメンは出てこないよ、とのこと。
はあ?なにそのコース料理みたいなフランススタイル?
なんでそこだけフランス?
憤りましたね。
ラーメンはそれ単品で食べるよりも、他の餃子とかご飯とか一緒にたべることでおいしくなるもの。
君たちラーメン屋はその価値も一緒に売り出さなければならないのに、なぜそこはフランスに屈しているのだ!
なんだか少し冷めました。
まあ、ただここはフランス。郷に入っては郷に従え。この言葉がいま適切なのかはわかりませんが、仕方なく餃子とご飯を平らげます。
すると、店員さんが5番さん(僕の席の番号)行けますっと、厨房を振り返り、そう言いました。
やはりフランススタイルだったか。確信を得ましたね。
号令から間もなく、ラーメンがやってきました。
ああ、僕はこの時を待ちわびていた。
濃厚な豚骨スープが、骨の髄に至るまで一気にしみわたっていきます。至高也。
正直ラーメン自体はふつうにおいしいくらいでしたが、これまでの日本食のなかった環境が、このラーメンがあたかも史上最強であるかの如く錯覚させてくれました。
フランススタイルとかもうどうでもいいやあ。
天に昇りかけました。
だがしかし、お会計。現実がやってきます。
合計25ユーロくらいだったかな。3400円くらい。
そこもフランススタイルでした。高い。高杉晋作だ。
ラーメンとは庶民のものだ!庶民にラーメンを取り戻せ!そう叫びかけましたが、満足したので今回のところは見逃してやろう。
日本から旅行する人はわざわざパリでラーメンを食べないとは思いますが、ヨーロッパ在住の方、高くてもいいならここのラーメン屋にいってみてはどうでしょう。ふつうにおいしいです。
tot ziens
パリ:サクレクールの感動、押し売りにかき消されるの巻
こんにちは。金絲猴です。
今日は、留学中、パリに旅行に行った時のお話。
まずは、ベルギーからパリに移動します。
ブリュッセル駅からパリ北駅までの直通電車Thalysがあるので、それに乗ります。
この電車はパリやブリュッセル、アムステルダムを繋いでいるので、日本からの旅行者ももしかしたら使うかもしれません。
ちなみに、僕がブリュッセルからアムステルダムに行った時も、この電車を使いました。
こちらは、日本の某予約サイトから事前に予約できますが、手数料がとられるので、英語がある程度できる方は、Thalysのサイトから直接予約した方がいいです。
紙に印刷する必要もなく、ケータイだけでOK。便利ですね。
こんなかんじでThalysの電車は真っ赤です。覚えやすいですね。
今回、僕は1stクラスで行きました。
なぜか2ndクラスより安かったんですよね。たまにこういうこともあるらしいです。
広い席で、2時間ほど電車に揺られました。
パリ到着。
駅からはメトロが通っているので、まずは切符を買います。
さあ、買おうと思っていたら、改札を飛び越えて通る若者たち。無賃乗車ですね。治安わるいなー。
パリ在住のスペイン人の友達によると、パリの中でも北の方は治安が悪いようです。
お泊りの際はお気を付けください。
さて、気を取り直して切符を買いましょう。
切符はこういう機械を使って買います。
パリ内では基本的に、どこに行っても同じ料金でトラムにもメトロにも乗ることができます。
なので、主に枚数によって種類が分かれています。
僕は10枚セットを買いました。
ここで注意。この機械、タッチでは反応しません。
僕も最初、タッチで選ぼうとしましたが、全く動かず軽くパニックになりました。
正解は、下の方にある長い所をクルクルまわし、隣のボタンを押すことで選択ができます。非常に紛らわしいですね。
はい、無事に変えたところでサクレクールに向かいましょう!
サクレクール寺院はモンマルトルという丘の上にあるので、少し歩かなければなりません。
ふもとの駅で降り、坂を上っていきましょう。
と少し歩いたところにこんなのがありました。
これけっこう有名ですよね。
各国のことばで愛してるとか、大好きとかいったことが書かれています。
沢山の人が記念撮影をしています。
ここでとった写真をSNSのアイコンにしている日本人数知れず。
さて、モンマルトルは、数々の大物芸術家がいたところで有名です。その名残はいまでもあり、たくさんの画家が写生をしていますし、絵を売ったりしています。さすがパリですね。
ちなみに、その周辺は本当に人が多いです。こういうところではスリが多発するので皆さん、気を付けてください。
僕はリュックを前にして歩いていました。
と、そうこうしているうちにサクレクール寺院についてしまいました。
立派!
けどすぐには入れません。行列がすごかった。
きちんと並んで入りましょう。
行列のすぐ近くには、小物を売っている人や、歌を歌っている人がいるので、並んでいても退屈しません。楽しませてくれるじゃねえか。パリ。
サクレクール寺院は基本的に無料で入れますが、上まで登るには別途料金がかかります。確か1000円以上したので、貧民の僕は諦めました。
それでも、サクレクール寺院は十分堪能できました。
写真のへたくそさはご勘弁ください。まあ素晴らしかったです。ステンドグラスとか。
中には小さなお土産屋さんもあるのでのぞいてみてください。
サクレクール寺院の中にいた時間より、並んだ時間の方が長かった気がしますが、まあいいでしょう。
ところで、サクレクール寺院はモンマルトルという丘にあると言いましたが、ここにきて丘が本領を発揮してきました。
パリを一望できるのです!
もしかしたら、サクレクール寺院よりこっち目当ての人が多いのかもしれません。モンマルトル、来る価値ありです。
十分楽しんだし、そろそろ帰りましょう。
と、サクレクール寺院を後ろに、歩いていた時、突然黒人が僕の腕をつかんできました。
突然の事だったので呆然としていると、その男は僕の腕にミサンガを巻き付けようとしています。
僕ははっと気づきました。この男は僕の腕にミサンガを巻き付けたうえで、その後お金を請求してくるやつだ!オーナー商法だ!
そう思って僕は腕を振り払いました。その男はそれ以降何もしてきませんでしたが、僕にとっては初めての事だったので、さっきの感動はどこへやら、すごい怖い思いだけが残りました。
観光地に行くとこういう人けっこういますので、皆さん気を付けてください!
とまあ、サクレクール寺院とモンマルトルの思い出は、苦いものとなってしまいました。
まあ、こういうトラブルも旅の醍醐味の一つなのかもしれません。
とはいえ、身の危険を感じたら近づかないことが大事ですね。
このように僕の経験したことはできる限りここで共有していこうと思います。それでは。
tot ziens
ブリュッセル:物々しい蚤の市に潜入の巻
こんにちは。金絲猴です。
今回はブリュッセルに行った時のお話を一つ。
ブリュッセルの中でも、僕が一番最初に訪れたところはブリュッセル南駅から徒歩で行けるジュ・ド・バル広場という所で開催されている蚤の市でした。
僕知らなかったんですけど、フリーマーケットのフリーてこの蚤(のみ)の事なんですね。
てっきり自由の方のフリーかと思ってましたよ。税金がフリーとかそういうイメージで。
まあ、そんなことはさておいて、ブリュッセル南駅。ここはなんだか怖い感じがします。雰囲気が。
周囲の人の身なりもそんなに良くないし、すくなくとも明るい雰囲気ではない。
とはいえ、そこを歩かないと蚤の市にはたどり着けない。しかたなく歩みを進めます。
こんな感じの道をひたすら進んでいきます。
普通の住宅街ですね。
大体10分ほど歩いたところでしょうか。目的地が見えてきました。
賑わってます。曇っているから伝わりづらいですけど、結構活気があります。
ちなみに、この蚤の市、毎日開催しているようです。
午前中に行くのがオススメです、とガイドブックには書いていました。
さて、いろいろ見てみることにしましょうか。
へんな像。アフリカ感がすごいですね。次。
なんだか個性的な小物入れが沢山。シートからはみ出ているものも。いや、シート内に収められただろ。
その後ろにはピストル!少年心がくすぐられます。欲しい!欲しい、けどあとあと絶対後悔しそう、、、ここはひとつ考えよう。次。
おっ、タイプライター!面白い!
っていうか上にある赤ちゃん!異彩放ちすぎ!
次。
市場ではこんな感じでギターとかアコーディオンとか弾いている人がいるので、結構明るい雰囲気です。次。
カメラ好きにはたまらなそう。僕はあんまり興味がありません。次。
いや、洗濯物やん!
いやごみ置き場やん!
こんな感じで売っているとは思えない場所もたまにあります。次。
古そうな絵。もしかしたら巨匠が描いたものかもしれません。
その上にあるポストカードは、実はすでに使われたもの。メッセージがきちんと書かれています。
どうやって手に入れたのかはわかりませんが、昔にタイムリープしたみたいな気がしてとっても好きです。買うか迷いましたね。保留。次。
う、うさんくせーー。次。
なんかいろいろやばいな。取り締まられそうなものがありますね。
写真の左上を見ると、日本の小銭のようなものがあります。
絶対偽物ですね。でかすぎますもん。
ということで、結果、何も買いませんでした。記念に買ってもよかったけど、思い出だけでいっかということになりました。
売られている商品は、基本的に値札が付いていないので直接主人に聞きます。彼らの多くはフランス語を話していたようですが、英語も少し話せるようです。
最悪、言葉を話さないでも、携帯の電卓を渡せば値段を打ち込んでくれるでしょう。
結果的に、僕は何も買いませんでしたが、いろいろアンティークを見て回るのも、それだけで楽しいです。
アンティーク好きな人も、そうではない人も、ちょっと懐かしんだり、昔に思いをはせたりしに、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。
tot ziens
ホテルグレイスリー新宿に泊まりました!
こんにちは。金絲猴です。
みなさん、ホテルグレイスリー新宿ときいて何を思い浮かべますか?
そんなホテル知らない?
いや、東京に住む人は知っているはずです。あんなに目立つホテルそうそうないでしょう。
ホテルグレイスリー新宿、それがこれだ。1,2,3!
どうです?知っていたでしょう?
そう、下の階にはTOHOシネマ新宿があり、ゴジラを飼育しているこのホテル、それがホテルグレイスリー新宿なのです!
あ、ちなみにここで飼われているゴジラ、一時間に一回鳴きます。そしてビームだします。気になる方は是非行ってみてください。
今回はこのホテルに泊まったお話です。
今回、僕はダブルルームに泊まってみました。お部屋はこんな感じ。
僕の泊まるホテル15階だったのでとても見晴らしがよかったです。上の階を確約したプランもあるので、景色を楽しみたい方はそちらのプランがよかろうかと思いまます。
チェックインは2時からできるので、僕は早めにチェックインして、買ってきたケーキと備え付きの緑茶を飲みました。紅茶が飲みたかったのですが、残念ながらありませんでした。ちなみにペットボトルの水が無料でついてきます。うれしいですね。
部屋には、普通のホテルにあるようなものはすべて備え付けてあります。パジャマは長めのワンピースでズボンはありませんでした。ズボンのプレッサーがあったのは印象的でした。
僕が驚いたのが、お風呂とトイレがドアで仕切られていること。そしてお風呂が大きかったことです。写真がないのが残念ですが、とても快適でした。
そんなホテルグレイスリー新宿の特徴と言えば、下の階に映画館があること。時間を気にせず遅くまで楽しめます。
僕も映画『アラジン』を夜の9時半ごろ見に行きました。その感想はこちらから。
まあ、映画の良しあしは措いといて、すばらしい施設だと思いました。
映画館以外にも、この建物内にはレストランやコンビニなどがあり、外に出ずとも一日を過ごすことができます。最高だなあ。
そんなこんなで翌日。広いベッドでよく眠れました。
朝食込みのプランなので、朝食を食べに行きます。
朝食を食べることができる場所は2か所。受付と同じフロア(8階)にあるレストランでは軽食ビュッフェが楽しめます。
僕たちは建物の1階にあるもう一つのレストランで朝食をとりました。ここでもビュッフェスタイルで和洋いろんなものが食べられます。特にクロワッサンはおすすめです。
チェックアウトは通常11時。
なんですが、今回僕は1時にチェックアウトしました。無料で。
僕はHotels.comから予約したんですが、僕はこのサイトのシルバー会員です。
シルバー会員はいろんなホテルで特典が受けられるのですが、このホテルではチェックアウト2時間延長が無料だったのです。
今回の特典としては、このほかに、先ほど言った8階のレストランで、1杯ドリンクが無料になります。
チェックアウト後、僕はここでぶどうジュースをいただきました。おいしかったけど、単品で頼むと700円。驚き桃の木山椒の木。
めっちゃいいですよね、シルバー会員。
これになるためには年間20泊の予約を、このサイトを通じてやらなければなりません。ただ一度シルバー会員になれば、年10泊でステータスを維持できます。
よくホテルに泊まる人はこのサイトを使うことをおすすめします。
とまあ、最後はサイトのアピールになってしまったのですが、グレイスリー新宿、最高でした。また泊まりたいです。
僕はホテル業界でバイトしたので知っているのですが、このホテル、売上高や満足度に関しては東京で1,2を争っています。
そんなホテルが悪いわけありませんよね。
ということで、ホテルグレイスリー新宿、東京に住んでいる人も泊まる価値ありです。
tot ziens
イギリスで帰りの飛行機逃すの巻
こんにちは。金絲猴です。
今回もベルギー留学中の話。
連休があったのでイギリスに行きました。ブリュッセルからロンドンまで、電車で行き、ロンドン観光後はこれまた電車でエディンバラに行きました。
スコットランドを楽しんだ後は、ブリュッセルまで飛行機で帰る予定でした。
エディンバラから空港まではトラムが出てるので、それに乗って空港に無事到着。2時間ぐらいあったので、とっととチェックインを済ませ、何の問題もなく手荷物検査場を通りました。
そこからご飯を食べたり、イギリスの思い出を回想したりとまったりした時間を過ごしました。
そしていよいよ搭乗時刻になりました。続々とでき始めた人の列に僕も並びます。
僕の番が来たので、パスポートとチケットをスタッフに渡しました。心なしか、スタッフが怪訝そうな顔をしました。
そのすぐ後、そのスタッフがパスポートとチケットを僕に返し、こう言いました。
「あなたのチケットにはスタンプがないので、あなたはこの飛行機に乗れません。」
耳を疑いました。なぜならそんなことを知らなかったからです。でも、そのスタッフの言う通り、チケットには確認のスタンプが必要であることがしっかり書かれていました。
終わったと思いましたね。この飛行機に乗るには一度ゲートの外に出て、確認スタンプをもらわなければなりません。しかし、残り時間あと15分。しかも、その航空会社は空港の端っこにあります。
全力で走っても間に合うかわからない。しかも荷物も持っているし、観光で体は疲れています。
そんなこと知るか、全てを頭からかき消して、私は走っていました。
無事にゲートの外にでて、確認スタンプをもらうことができました。よかったよかった。とか言っている場合ではない。残り時間はあと8分ほど。ここからもう一度荷物検査を受けなければなりません。
私は、必死だったので列の一番前まで事情を話して割り込みました。荷物をコンベアーに流し、自らもゲートをくぐります。
するとピピーっとおとがしました。引っ掛かりました。こんな時に。
ベルトを外してもう一度検査。今度は引っ掛かりませんでした。
残り6分ほど。あとは荷物を持って走るだけ!行ける、行けるぞ!
一筋の光が見えてきました。
早く来い!荷物!あとはお前だけだ!
スキャンする機械の奥に僕の荷物が見えてきました。よっしゃ!間に合った!
そう思った瞬間でした。
その荷物は、クリアした荷物のレーンではない方にはじかれてしまったのです。
その瞬間僕は訳が分かりませんでした。というのも、最初ここを通った時、何の問題もなくクリアできたからです。
神は僕をお見捨てになられました。なんにも悪いことしてないのに。
あ、でもむかあしむかし、富士キューのこわいとこはいったとき、ビビったと同時に前の友達のリュックについてたキーホルダーちぎっちゃってたわ。しかもそのままどっかにぶんなげちゃってたわ。
それ?それの罰が今来た?
でも。まだだ。まだ時間はある。ここからさっさと荷物を確認してもらえればまだなんとかいける!
そう願って僕はスタッフに頼みました。僕のバッグを先にチェックしてくれと。もちろん事情を話して。
そのスタッフは笑顔で
「No!」
と言ってくれました( ^)o(^ )。
悪魔かなんかかと思いましたね。なんど言ってもNO。おわりました。
僕は外国人の能天気な感じは結構好きなんですけど、このときばかりはなぐりそうになりました。
僕の荷物の検査がようやく終わり、離陸時間まであと1分。
もうだめかもしれないけど、まにあわないかもしれないけど、もしかしたらなにかのせいで離陸が遅れいているかもしれない。
勝手な希望を抱いて僕は走りました。絶望の中で頑張ることほど辛いことはない。僕はただただ走りました。
搭乗口は閉じられていました。涙も出ませんでした。
スタッフは鬼のような冷静さで、僕にこの後の手続きなどを言ってきました。
正直この後のことはあまり覚えていません。僕はもぬけの殻でした。
最終的に1万5千円くらい追加で払って、マンチェスター経由でブリュッセルに帰れました。
できることなら、この日の出来事を、Googleカレンダーから予定を削除するかのように消してしまいたい。
そんなお話でした。