旅する金絲猴、思惟する金絲猴

一人のサルの経験、考え事を気のゆくままに書いていきます。

ザーンダム後編:風車の中に潜入の巻

こんにちは。金絲猴です。

 

前々回から続く、ザーンダムの旅も今日が最後。

いよいよ風車の中に入っていきます。

 

はいれる風車はいくつかあり、それぞれの風車ではそれぞれ違うものが作られています。

僕は油を作る風車を見学しました。

 

5ユーロほどで、日本語のパンフレットがついてきました。

中はこんな感じ。

 

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木造で年季が入ってますねえ。

 

油のにおいも結構します。

 

映像で昔の様子とかを見ることができるスペースもありました。

 

 

どのように油を作るかというと、風車の力で、植物を極限まで圧縮します。それにより、油を抽出するのです。

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ここに立てかけられているものは、その絞った後のものだと思います。

 

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分かりずらいですが、油のもとになるやつが真ん中に埋められており、横の金具のついた木が両側から挟む。この挟む動力源が風というわけですね。

 

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絞られた油がこのように下から出てきます。

 

自然の力を借りた素晴らしい方法です。

 

 

このザーンダムには、昔は何百もの風車があったそうです。それが時代の流れとともに、無くなっていき、いまでは10基ほどしか残っていません。

 

それにしても、まだ現役で動いているというのは驚きですね。

イイものを見させてもらいました。

 

 

かえりにお土産屋さんによりました。

若い木の香りがすごい。その理由はすぐにわかりました。

 

これです。

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木靴の作業場がありました。

オランダは木靴でも有名ですよね。

 

ここでは、木靴を実際に職人が作って見せてくれます。

僕が行った時もやってました。

 

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寄りかかるな!

 

 

店内にはものすごい数と種類の木靴が売られています。

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綺麗ですね。

 

撮る人が撮ったらインスタ映えしそうです。

 

僕は大きいものは欲しくないので、マグネットだけ買いました。

 

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お店の外にはミッフィーもいます。

ミッフィーも実はオランダ生まれ。

 

ザーンダム以外にもいろんなところにミッフィーがいます。

 

 

 

いやあ、ザーンダム良い所でしたね。心が落ち着きます。

落ち着かない事件(中編参照)もありましたが、ザーンダムに罪はありません。

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羊もいますよ。

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白鳥もいます。

 

この後、近づきすぎて、親鳥につつかれかけました。汗

 

 

 

アムステルダムは人がたくさんいて、都市って感じですが、ザーンダムはその喧噪のかけらもありません。

 

落ち着きたいという方、ぜひザーンダムまで足をのばしてみてください。

温厚な街と景色が迎え入れてくれるはずです。

 

以上、オランダ・ザーンダムのお話でした。

 

 

 

tot ziens